海外サプリを読みたい人のためのクトゥルフ神話TRPG英単語集<技能編>
調べたい単語でページ内検索(Ctrl+F)すればそのまま出てくると思いますが、複数語の組み合わさった用語は一発で引っかからないかもしれません。その場合は用語の一部の単語だけで検索してみてください("one interpersonal skill"で引っかからなかった場合はinterpersonalもしくはskillだけで検索してみるなど)。
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その他職業技能まわりで使われる英語表記
海外サプリを読みたい人のためのクトゥルフ神話TRPG英単語集<職業編>
英語の海外サプリにデータがいっぱいある!読みたい!でも用語が分からん!!というあなたのための英単語集。CoC7版ルールブック、7版探索者ハンドブック(未訳)、6版探索者コンパニオン(未訳)に掲載されている職業の英語⇔日本語対照表です。
調べたい単語でページ内検索(Ctrl+F)すればそのまま出てくると思いますが、複数語の組み合わさった用語は一発で引っかからないかもしれません。その場合は用語の一部の単語だけで検索してみてください("one interpersonal skill"で引っかからなかった場合はinterpersonalもしくはskillだけで検索してみるなど)。
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その他の用語
【クトゥルフ神話TRPG】初心者KPがシナリオを選ぶときにチェックするべき6項目
回すシナリオを選びたいが、今の自分にとって回しやすい、あるいは事故を起こしにくいシナリオがどういうものなのか分からない。どこに気を付けて読めばいいんだろう。そんな場合に確認しておくべき代表的な項目を6つ紹介します。
1.NPCの数や設定の多さ
2.探索者が探索に関わるための動機が用意されているか
3.PC視点で探索できる場所が明示されているか、次に行く場所がはっきりしているか
4.進行上重要な手がかりへの誘導があるか
5.警告や判定なしでのPCにとって不利なギミックがないか
6.リアルアイデアの必要な解決方法やリドルがないか
【TRPG】『情報を処理する』って、どうやってる?誰にでもできる3ステップ
1.情報の整理
2.情報の解釈
3.次に調べる情報の決定
情報のまとめ方・書き方の一例
情報(by情報ソース)
△この情報から言えること
❕この情報が自分のPCに分かるかどうか(分かるなら○、分からないなら×)
▼この情報についての確度の低い予測、見通し、情報を聞いて思ったことその他
(同様の情報まとめをいくつか並べて……)
❔まだ調べていないもの、情報が出るか分からないが調べたいもの、単に知っておきたいこと
☆以上から次にやりたいこと
「夜は9時から大広間でパーティーを開くのです。妻は体調が悪くて来られないのですが……皆さんもぜひ参加してください」(by館の主人)
「奥さまですか?ご病気などは聞いておりませんが、たしかに今日はいつもの散歩ルートにいらっしゃいませんでした」(by2階で会った招待客)
△奧さんはいつもの散歩ルートに現れなかった、いない理由は屋敷の中全体に周知されているわけではない
❕主人の発言○、招待客の発言×
▼本当に病気なのか?奥さんの居場所とか探したほうがいい?
(……他の情報も調べていくうちに、どうも奥さんの動きが怪しいということになってきた……)
❔奥さんは本当に病気なのか、どこにいるのか
❔パーティーでどんなことをするのか
❔どんな客が来る予定なのか
☆何かお土産を持って執事に「奥さまのお見舞いをしたいのだが」とたずねる、断られたらお土産だけ渡して今どこにいる(ことになっている)のか確認する
初心者ガイドまとめページで他のプレイガイドを読む
【TRPG】ロールプレイの方法は?コツってあるの?【初心者・苦手な人むけ】
RPは苦手?やり方が分からない?How to ロールプレイ
- キャラクターのロールプレイは、なりきりでも、客観的な描写でも、その二つの組み合わせでも、好きなやりかたを使ってよい
喋るだけがRPじゃない!上手いRPのポイント
「内心では気に入らないと思って」「むすっとしている」
「口ではなにも反応していないが、内心の動揺で手が震えている」
「馴れ合わず探索したいので他の人が情報共有に気をとられているうちにさっさと出ていこうとする」
・内心の動き
・行動の意図
・結果としての(他のPCから目に見える)行動
- RPのときは、内心の動き・ 行動の意図・ 実際の行動の3点を意識して、キャラクターをわかりやすく描写してみよう
キャラ設定の作り方とか掘り下げとか、どうしたらいいか分からない
- キャラクターの掘り下げとは、職業、能力値、技能、バックストーリー、行動がなぜそうなったのかを考え、これらの断片的な情報をつなげるストーリーを作り出していく作業のことだ
ロールプレイのマナー
確定ロール
CoCにおけるRPの話
クトゥルフ神話TRPGにおける『ロールプレイ』とはどのように定義されているか?
※引用内の……は中略もしくは後略
『自分が引き受けている人物としてしゃべり、その人物を演じる』p.29
『ロールプレイすることによってさらに面白くなる。例えば……やるべきことなのかどうか。……探索者のパーソナリティに沿った行動をとらなければならない』p.30
『一度に1人以上の探索者をロールプレイするのを好まないプレイヤーもいるが、……』p.33
『魔術や武器がどんどん強力なものになっていけば、ロールプレイングのチャンスが少なくなるということである。……効力が大きければ大きいほど、……プレイへの普通の挑戦の機会が少なくなっていく』p.152
『探索者が格好良く劇的なプレイをしたら、……成功を収めたということである。本当の失敗とは、悪いロールプレイだったということ』p.30
CoCを遊ぶにあたって結局『ロールプレイ』ってどういう位置づけで取り込めばいいの?
『"クトゥルフ神話TRPG"はロールプレイすることによってさらに面白くなる』『ロールプレイの本当の面白さは、プレイヤーによるロールプレイの工夫を感じ合うところにある』『ゲームのポイントは使命を達成することではなく、あくまでもロールプレイにあるのである』以上全てp.30
RPはどう練習すればいい?
RPとはなにか、いいRP悪いRPとはなにか
RPとはなにか──既存の議論について
個人的なRP良し悪し論
- メタ⇔なりきり
- 進行に関係ある⇔ない
- 本人の性格に関する情報量(キャラクター表現)ある⇔ない
→初心者ガイドまとめページで他の攻略情報をまとめて読む
補遺
『PCの人格をプレイするのが、キャラクター・プレイである。例えば、乱暴だとか、臆病だとか、そういったPCごとの個性を出そうというのだ。両者は、共にロールプレイの一環なのだから、両方とも損なってはならないのだ。それに考えてもみよ。戦いが嫌いで逃げ回るようなキャラクターが、戦士になろうと考えるだろうか。あるアビリティを持ったキャラクターをプレイするということは、そのキャラクターがそのアビリティを望んで得た、もしくは望まなかったにせよ受け入れたことを表している。つまり、アビリティ・プレイもキャラクターの個性の表現の一部なのだから、それを無視するということは、結局そのプレイヤーはキャラクター・プレイを行っていないのだ。
『 キャラプレイとは何かを先に定義しよう。シナリオ進行に直接は関係なかったり、進行を含むがそれが主体ではない行動をさす。TRPG動画ではおなじみの茶番と呼ばれるもの全般である。』
『それ以前にこのゲームは対話型(テーブル・トーク)RPG=「ルールの整備された『ごっこ遊び』」の一種ですから、そちらの定義に従って「キャラクター(ペルソナ)になりきる」ことを指してRPと言う場合の方が多いようです。つまり、即興の「お芝居」のことです。このセクションでの「RP」は後者の意味としてとらえています。狭義の「RP」=推理に関係しない芝居すべての発言はRPであると言えます。(中略)その間は好むと好まざるとに関わらず、たとえ中の人の素の喋りであろうと、事実の整理であろうと暴言であろうとメタ発言であろうと、議事録に書き込まれた段階で他の人には「キャラクター(ペルソナ)の台詞として」=「RPとして」読まれます。本来的な意味でRPせずにゲームに参加することは不可能です。』
『そもそも、「キャラクタープレイ」に関しては、本来的にはバランスの問題なのだ。なさ過ぎるとシミュレーション、あり過ぎると演劇、というバランスの中で、』
『「ロールプレイ(役割を演じる)」的にも、「キャラクタープレイ(人格を演じる)」的にも』
*1:CoC
*2:CoCのルールブックがあれば、6版p.96~もしくは7版p.11~およびクイックスタート掲載のプレイの例を見てください。台詞によるなりきり、行動のメタ描写、内心の動きの説明など、すべてのタイプのロールプレイを見ることができます
*3:見た目も性格もある特定のキャラクターをなぞって作るタイプのPCは卓により断られる場合があります。必ず事前にGMに問い合わせましょう
*4:とはいえ、本当に初心者ならば一人で練習する前に実際に遊んでみないと感覚をつかみづらいと思うので初心者向けセクションからはあえて外してここに置いてあります
*5:私見ですが変則的でゲームバランスが危ういものも多いので、結果を反映したい場合はある程度数を見て中身に嗅覚がきくようになってからいつ死んでも大丈夫なPCで挑むのがよいと思います
【クトゥルフ神話TRPG】これだけできれば大丈夫、初心者プレイヤーの遊び方基本のキ
クトゥルフ神話TRPGを始めたてで、何をすればいいのか、何ができていればいいのかも分からない……。そんなあなた向けに、とりあえずこれだけ意識できていれば大丈夫!という基本の遊び方をまとめました。
ルールを確認しよう
- ルールブックを読んだ?
→p.28~114(6版の場合)、p.10~17,28~177(7版の場合)
KPの裁定を聞こう
CoCに限らず、TRPGはGM(CoCではKP)が全体の進行役をつとめます。こういうことをしたい、その場合はどのルールを使うのかな?どの能力値で判定するのかな?全てKPに聞いてみましょう。そして、それに従ってください。
シナリオの都合上、ルールブックに一般的な裁定として記されているものと違うルールを使ったり、そもそも判定が発生しなかったりということもよくあります。適当に思えるかもしれませんが、これはTRPGというゲームの柔軟性ゆえに発生するものです。
あなたが普通のルールでは処理しきれないような創意的な方法を思いついたとします。このとき、KPには新しい判定方法やルールを作り出してでもそれに応えられるだけの権限が与えられています。
そして、そのKPが無理と判断したものは、何があっても無理なのです。
これをやりたい、と思ったら、まずKPに提案してみましょう。なんでもKPに(一緒に遊んでいるPL,PCに影響することなら、もちろんその人にも)相談してみることです。どうすればいいかはKPが教えてくれます。
- KPに相談して、裁定を聞こう
ゲームを進めよう
TRPGをプレイする上で重要な行動を3つに絞りました。(合わせてルルブp.28,29「TRPGとは」の項も参照のこと)
行動宣言をしよう
ひとつめは行動宣言。「KP、○○をします」という発言のことです。
極論、この行動宣言さえしていればゲームを進められます。まずはここから始めましょう。
「○○しようかな~」「○○したらどうなりますか?」では、KPは答えようがないことが多いです(PCが今知っていること、調べて分かったことについてはKPが提示できますが、○○したらどうなるか?という予測については、PCに未来予知の能力でもない限り情報を出すことはできません。ただし、「こういう情報があったことを鑑みると、よくないことが起こるかもしれないよ」といったヒントをくれる場合も)。
考えて、行動した結果どうなるかを楽しむのがこのゲームです。喋って進めるゲームなので、黙って立ち止まるより、「〇〇します!」をどんどん使っていきましょう。
また行動宣言時は「どういった目的で」「何をするのか」を具体的に宣言しましょう。
たとえば、単に「言いくるめを振ります」だけではいったい何を言いくるめたいのかが分かりません。また、使う技能はKPが決定するので、どの技能を使うかまで宣言する必要はありません。よって、「どういう結果を得るために、どのように行動したい」というふうに宣言してみましょう。
たとえば、「この廃墟に人が住んでいる痕跡がないか探したい」ならば「目星を振ってください」と言われるかもしれませんし、「潜んでいる敵に見つからず安全に捜索できるか幸運を振ってください」ということになるかもしれません。「何のために、どういう行動をしたいか」をKPに伝え、KPはそれを受けてどんな判定が必要か、どんな結果になったかを裁定する、という行動の繰り返しでゲームが進んでいくのです。
相談しよう
ふたつめは相談。これはKPへの相談とPL同士の相談があります。
KPへの相談は提案や情報の確認など、いくつか種類があります。相談というか声掛けですね。「こういうことをしてもいいですか?」「こういうことを考えているんですが、やるとしたらどんな判定が必要になりますか?」「周囲の様子はどうなっていますか?」とにかく気になることは何でも聞きましょう。上の「裁定を聞こう」の項と被っていますが、要はそのくらいKPを使ってくださいということです。
また、「こういうことをしてみたいんですが、何か使えそうなものはありませんか?」といった相談もよいでしょう。細部の設定はKPにしか分からないことが多いですが、こういった相談ができると、その設定の中から使えそうなものをKPが拾ってくれる場合があります。
次に、複数人で遊ぶときはPL同士の相談が必要なのは言うまでもありません。探索は一緒に行うのか?手分けするのか?情報の共有は?シナリオクリアに向けて助け合うため、こちらも必要なことはなんでも話し合いましょう。「自分のPCはこういうことをしてみたいが、あなたはどうする?」と積極的に発言したほうが、全体としての方向性も定まりやすいです。p.30『プレイヤー間の協力』も合わせて参照のこと。
「NPCに接触するか否か、また会話が発生するならばその内容をどうするか」「あるNPC(や神話生物)に攻撃をしかけるか否か」等は特に、先にPLレベルで相談を行った方がよい内容です。何かに対して敵対的な行動、破壊的な行動、何らかのトリガーになりそうな行動(扉を開くなど)は特に注意して同意をとるのが無難です。
大前提として、TRPGの目的は、お互い協力しあって皆が楽しむことです。自他に危害を加えたり、PCの立場が不利になったりするようなピーキーなRPなどは、必ず相談して同意を取りましょう。
PvPなどが発生する場合はまた別途頑張ってください。
情報を整理しよう
みっつめは情報の整理。シナリオが進むと、次々と新たな情報が出てきます。新しい場所の描写がつらつらと並ぶ、日記を読む、判定の結果が出る、とにかく情報だらけです。共有メモなどを使い、出た情報は逐一整理してまとめていきましょう。1本道シナリオでも、3つ目の部屋あたりにくるともう1つ目のことが頭から抜け落ちていたりします。
出た情報は共有し、取りこぼしの無いようにまとめ、事件解決の方針を探りましょう。
- 「KP、○○します」と行動宣言しよう
- KPや一緒に遊んでいるPLに相談できるようになろう
- シナリオで出てきた情報を整理しよう
初心者ガイドまとめページで他のプレイガイドを読む
【クトゥルフ神話TRPG】私の探索者、なんでここで死ななきゃならなかったのか?PCの死のデザインを考える
CoCの死って本当に理不尽なの?
『探索者を殺すのは……死には何らかの意味があるべきである。探索者が気を失って倒れたら、即モンスターに食わせたりしないで、そこに横たわらせておくことだ。……探索者は安楽に守られた生活を送るべきではないが、彼らを気軽に殺すべきでもない。……死は自由な選択の結果としてもたらされるべきものだろう。』
『探索者の死は、……何らかの意味で仕方ないと思われるときまでは、起こらないほうが望ましいことである。愚かな行動や不注意な行動は、そう(=仕方ないと)思わせる1つの道である。幸運に頼りすぎるということもそうである。』p.156
『プレイヤーが探索者を失うのは次のような場合だろう。探索を急ぎすぎる、居合わせた人にちょっかいを出していじめる、証拠を無視する、ちゃんとした計画もバックアップもなしにカルティストの本部へ……』p.157
『暴力の規模を低く抑え、……探索者があくまでも死へ向かって突き進むことにこだわった場合、誠実なキーパーはあまり無理にそれに抵抗はしないだろう。……探索者を無理に戦闘に持ち込ませるようなキーパーは、最後にはプレイヤーのやる気をなくさせてしまうものである。』p.156
『逃げるのだ。探索者が生きていればまた戻ってくることもできる』『破局に至ってしまい、不気味な恐怖の存在が探索者一行を圧倒した場合には、逃げることが可能な者はシナリオのことは放り出して、逃げ出してしまうのがいいだろう。……探索者がもっと自信がついてうまく行動できるようになってから、また同じシナリオに挑戦してもいいのだ』p.32
『そのプレイで使命が達せられなかったとしても、またあとでチャンスがあるだろう。ゲームのポイントは使命を達成することではなく、あくまでもロールプレイにあるのである』p.30
『ゲームの世界では邪悪に抵抗するためにベストを尽くした探索者は、必ず尊敬を受けるということである。』p.52『 最後の運命』
『キーパーの役目は、プレイヤーのロールプレイングが報われるようにすることである。プレイヤーのこれまでの努力が正当化されるようにすることである。……死んでしまっている場合はなおさらである』p.147『シナリオの構成』
『キーパーは、……可能なかぎり探索者が死を回避する機会を……提供するよう努力したほうがよい。……探索者の確実な死を避けるために最大3回の機会をプレイヤーに与える』
最後に
*1:システムの思想としてKPにそのようなフェアさを期待していると解釈する
*2:その他関連する記述はp.156周辺など
*3:もちろん一番に想定されているのはキャンペーンの幕間の処理でしょうが、一時的にシナリオ探索を撤退してからの再開という選択肢も同様に想定されているであろうということ
*4:余談ですが、1920s INVESTIGATOR'S COMPANIONには『遺書を書く』という項目があります。探索者が事前に危険を冒す覚悟を固めるというゲームの流れが想定されていることの傍証になるかと思います。
*5:アレンジの是非についてここで詳しく議論はしませんがまずルールブックのp.144やp.156(6版)を見てください。シナリオはKPがアレンジする前提で書かれています
*6:もちろん、相手がそのような死を喜ぶことを知っているのであればその嗜好に応じてこのような演出をとることは問題ないでしょう
*7:救済を入れるだけに限らず、KPを単にシナリオを読み上げてダイスを振らせる機械にしてしまわないための、探索者たちのためのストーリーを柔軟にアレンジする役職とするためのKPの権能の強化
*8:むろん、死の局面に至るまでにはPLのプレイングが重要なのですから責任がKPだけにあるというわけではありません
*9:6版でもプレイの例の囲みを見ていると7版で想定されているような救済と同様KPが柔軟に処理をしている場面はあるのですが、きちんと明文化しなければならないと判断したのでしょう