前の記事からの流れで、
刀剣乱舞の過去作を見てみたいがどれから見れば良いのかという話をする機会もあったので
私見をまとめておく。
こういうのはとりあえず発表順でと言われることが多いかと思うのだが、個人的に刀ミュに関しては単純に発表順で見ろというのがちょっと憚られる。ので
独断と偏見で書くよ(一応
発表順も記載しておきます)。
前半は用語の説明と各公演の概説、
後半にどれから見ればいいの?チャート。既に前知識のある場合は
後半からどうぞ。
刀剣乱舞のゲーム自体はやっていてもいなくても構わないが、キャ
ラクターの解説等は入れてないのであしからず。
本文前の概説
ミュージカル
刀剣乱舞の過去作品には大きく分けて
本公演、
年末お祭りタイトル、
単騎/双騎、
in厳島神社の4種類の公演がある。
本公演はその名の通り本編だと考えてよい。一部(ミュージカル、歌つきでお芝居するストーリー部分)と二部(ライブ)の二段構成になっている。
年末お祭りタイトルは年末にやる大規模な番外編公演。作品を越えて男士が集まる。2016~2018は真剣乱舞祭、2019は歌合乱舞狂乱、2020は壽 乱舞音曲祭というタイトルで行われた。真剣乱舞祭はほぼライブのみ、歌合はアニメの花丸的なほのぼのしたショートストーリーが半分ほどを占める(残りはやっぱりライブ)。転じて乱舞音曲祭はほぼ楽曲のみ。
単騎/双騎出陣は逆に一人/二人だけでやる番外編公演。単騎はライブがメインだが双騎は半分お芝居だった。ただ本編に絡むストーリー要素はない。
in
厳島神社はこれも
番外編の単発公演で、その名の通り
厳島神社の
世界遺産登録20周年記念奉納行事として行われた。雰囲気としては大人しめの年末お祭りタイトル。
各公演の簡単な概要
ストーリー上中心的な役割を果たす男士とサポート的な男士とが分かれるため参考までに記載しているが、出番にはほとんど偏りがなく基本的にどの男士にも見せ場がある。
※画像はDMMの
Blu-ray版ページから引用しています。各公演の配信動画版を探したい場合はこちらから↓
阿津賀志山異聞/阿津賀志山異聞2018巴里
……あつかし
やまいぶん。通称
あつかし/あつぱりなど。本公演1作目。
出演は
三日月・小狐丸・石切丸・岩融・今剣の三条5人+加州。加州と今剣が大きく扱われる。
初演と再演(巴里)がある。再演は
小狐丸役のキャストさんが急病で降板したため
代役。
源頼朝のキャストは初演から変更。一部は演出に部分的な変更あり(話の筋は同じ)、二部(ライブ)の曲も初演とは違う。
これ単体で見られる。4作目のつはものどもがゆめのあとに続く。
幕末天狼傳/幕末天狼傳2020
……ばくまつてんろうでん。通称幕末or天狼傳。本公演2作目。
出演は
加州・安定・和泉守・堀川・長曽祢の新撰組5人+蜂須賀。安定、長曽祢、蜂須賀がメイン。
初演はこれ単体で見られる。5作目の結びの響、始まりの音に続く。
再演あり。一部は曲及び演出に部分的な変更あり。話の筋も全く同じではなく、部分的な変更がある
*1。二部(ライブ)曲は丸々刷新。あつかし&みほとせと比べ、演出面の変更がかなり大きい。また初演より加州&安定の演出が濃くなった(筆者の印象)。初演から
堀川国広、
近藤勇、
沖田総司のキャストが変更。
再演もほぼ単体で見られるが、これ単体では理解できない演出がある。話の大勢を理解するぶんには問題ないが、あれはなんだったの?という疑問が残るかもしれない。その部分を理解したい場合は本公演の
三百年の子守唄*2、
つはものどもがゆめのあと、
葵咲本紀まで見てからの鑑賞を推奨。ただ葵咲本紀前のみほとせほど強く推奨するものではない。
三百年の子守唄/三百年の子守唄2019
……みほとせのこもりうた。通称みほとせ(三百年)。本公演3作目。
出演は
石切丸・青江・物吉・大倶利伽羅・蜻蛉切・村正。石切丸と大
倶利伽羅の扱いが大きい。青江はこの公演に入りきらなかった曲などが真剣乱舞祭2017で補完されたのでこれを見たら2017に進むのもあり。
人間キャストは
徳川家康、
松平信康、吾平
*3。ニコ生も多かったしもしかするとシリーズで一番有名な話かもしれない。
再演あり。あつかし再演同様、一部は曲及び演出に部分的な変更あり(話の筋は同じ)。二部(ライブ)曲は丸々刷新。あと大
倶利伽羅のキャストが違う。これ単体で見られる。6作目の葵咲本紀に続く。
つはものどもがゆめのあと
……通称つはもの。本公演4作目。
出演は
三日月・小狐丸・岩融・今剣・髭切・膝丸。あつかしと比べると三日月、小狐丸の比重が大きい。
歴史上の人物は阿津賀志山異聞と同じ
義経、頼朝、泰衡(頼朝はキャスト変更)。
義経の話アゲイン。
1作目(阿津賀志山異聞)からのつながりはあるがこれ単体でも見られる。阿津賀志山異聞を見ておくと男士(主に今剣)の成長が分かって良い。この話で出た謎というかなんというかが葵咲本紀に続く。
結びの響、始まりの音
……むすびのひびき、はじまりのね。通称むすびねとかむすはじとか。本公演5作目。
出演は
和泉守・堀川・安定・長曽祢・陸奥守・巴。土方組と巴にスポットライトが当たる。
単体でも見られるが土方さんの心情などは幕末天狼傳を見るか
新撰組の末期について軽く知っておいたほうが理解しやすい。
幕末天狼傳(初演)・らぶフェス2016から堀川のキャストが変わっている。
葵咲本紀
……きしょうほんぎ。通称あおさく等。本公演6作目。
出演は
蜻蛉切・村正・明石・御手杵・篭手切・鶴丸。メインストーリーに大きく絡むのは村正派と篭手切。
3作目(三百年の子守唄)は先に見ておくことを強くおすすめする。4作目(つはものどもがゆめのあと)も時間があれば先に見たほうがよい。
秀康の話だが
御手杵は阿津賀志山異聞の今剣や幕末天狼傳の
虎徹、安定ほどの掘り下げはない。
結城秀康役のキャストさんが急病で途中降板したため、映像は代役。
静かの海のパライソ
……しずかのうみのぱらいそ。本公演7作目。
出演は
鶴丸・大倶利伽羅・浦島虎徹・日向正宗・豊前江・松井江。ストーリー上は
鶴丸の扱いが大きく、他はさほど差がないものの浦島、松井江にやや焦点が当たる印象。
これ単体でも見られるが、作中のセリフから
過去作(三百年の子守唄)のネタバレがある。また物語終盤で明かされる、とある登場人物の正体については葵咲本紀を見ている必要がある(ストーリー本筋の理解に支障はない)。これは葵咲本紀のネタバレでもある。
鶴丸(葵咲)、大
倶利伽羅(みほとせ、葵咲)についてはそれぞれカッコ内の過去作を見ておくと刀ミュにおけるそれぞれのキャ
ラクター像が理解しやすい(とくに大
倶利伽羅)。
よって、
・時間がない場合はこれ単体で見ても大丈夫
・ストーリーを完全に理解したい、事前に過去作を見る時間があるという場合は優先度順に三百年の子守唄→葵咲本紀→(お好みであつかし)→つはものどもがゆめのあと、で見られるところまで見ておくとよい。つはものまですべて見る時間があるならば本公演順に(あつかし)→みほとせ→つはもの→葵咲でもよいだろう。
つはものについては内容のネタバレこそないものの、葵咲本紀で一部明かされる、刀ミュ全編にかかわるストーリーの初出がこの公演になるため、時間があるならば見ておくとよいという位置づけの公演になる。
あつかしはさらに優先度が下がって、つはものの前段階として見たければ見るとよい、程度。初演の楽曲が今回の二部人間曲としてアレンジされて再登場している。
東京心覚
……とうきょうこころおぼえ。本公演8作目。
出演は
大典太光世、ソハヤノツルキ、豊前江、桑名江、水心子正秀、源清磨、五月雨江、村雲江の8振り。一応水心子の比重が大きい。
東京という都市の歴史をたどり象徴的現代(あるいはそのもっと先)を描く話。男士は
狂言回し的役割あるいは顔見せ小芝居が主で、ストーリーと絡むキャ
ラクター的掘り下げはほぼないと言ってよい。二部はいつもの刀ミュのためご安心を。
つはもの以降明らかになってきた三日月の背景事情への言及があるため過去作品、とくにつはものどもがゆめのあと、葵咲本紀(およびその前段階としての三百年の子守唄)、幕末天狼傳2020は可能な限り見ておくことをおすすめする。また歴史上人物についても簡単に知っておいたほうがよい。
刀ミュ史上最も実験的な構成・演出であり、初日配信後には「わっかんねー」がトレンド入りした。今公演はテーマ自体が特殊というか、焦点をあてるポイントがいつもの公演と違うのだと思われる。男士に焦点をあてたストーリーを見たい場合はあまり満足感はないかもしれない。
江水散花雪
……こうすいさんかのゆき。本公演9作目。
ストーリーの本筋を理解するために過去作品を観る必要はない。ただし、見ておいた方がシリーズ全体のつながりを感じられてより面白くなる、といった位置づけの作品はある。よって、時間があるならば
三百年の子守唄(この作品で始まった
徳川幕府が今作で終わりを迎えるため)、
結びの響、始まりの音(また可能であれば遡って幕末天狼傳)を見ておくとよい。いずれも見ていれば「ああ、あの時の話か!」とわかる台詞が劇中に存在する(いずれも一言二言のため、無理に見なくても大丈夫)。
肥前忠弘のストーリーについては事前知識があったほうがおそらく楽しめるため、ゲーム中で刀帳や台詞を確認するか、以前の持ち主等の基本的な情報を
wiki等で軽く読んでおくとよいかもしれない。
真剣乱舞祭2016
……通称らぶフェス(2016)。阿津賀志山異聞&幕末天狼傳(初演)の男士が出演。ライブメインのお祭り回。
加州を取り合ってライブ合戦する三条と幕末男士の話。
本公演を見ていなくてもこれ単体で見られる。
真剣乱舞祭2017
……通称らぶフェス(2017)。阿津賀志山異聞~つはものどもがゆめのあとの男士が出演。安定&堀川不在。ライブメインのお祭り回。
百物語がテーマで、男士の逸話を怪談的に語る小話→曲という構成になっており
刀剣乱舞自体の初心者にもおすすめできる。青江が好きならこれと歌合2019は要チェック。
本公演を見ていなくてもこれ単体で見られる。
真剣乱舞祭2018
……通称
らぶフェス(2018)。
阿津賀志山異聞~結びの響、始まりの音の男士が出演。
加州&大倶利伽羅不在。ライブメインのお祭り回。
テーマは東西祭り対決。東西の有名な祭りのアレンジ曲でとにかく盛り上がる。あと巴が好きなら何を置いても見るべき公演。
本公演を見ていなくてもこれ単体で見られる。
他は全員本公演新衣装or初登場だが蜂須賀は新衣装がなかったのでこの公演のためだけにむすはじ組に合わせた新衣装ができた。
歌合乱舞狂乱2019
……通称歌合。
阿津賀志山異聞~葵咲本紀の男士が出演。
加州・三日月・岩融・村正・髭切・膝丸が不在。
年末お祭り回なのは変わらないがタイトルが変わって芝居の比率が上がった。本公演曲のライブは去年の三分の一程度。歌合オリジナル曲合わせて半分程度の模様。でもペンラは振るしタオルも回す。
本公演(葵咲本紀)の完全なネタバレがあるので気にする人は注意。
葵咲本紀途中で降板した
結城秀康役のキャストさんが復帰している。
壽 乱舞音曲祭
……通称壽、音曲祭り、ガラコンなど。
阿津賀志山異聞~静かの海のパライソの男士が出演。
今剣、岩融、石切丸、堀川国広、にっかり青江、物吉貞宗、髭切、巴形薙刀が不在。
膝丸は前半のみ出演、千子村正は後半のみ出演。全期間不在の男士についてはコメント映像あり。巴形
薙刀はメインビジュアルには存在するが直前にアレルギー性気管支炎による降板が発表された(最後に声のみの挨拶がある)。
人間キャストも不在。
前年とはうってかわってほぼ歌のみ。前半は過去5年間の本公演(再演含む)1部曲および
厳島から各1曲ずつ、ソロナンバーはとくに大幅アレンジがある。2部曲も基本的に同じ構成で、+単騎、2020年の本公演(幕末2020、パライソ)曲、期間替わりおよび回替わりのソロ曲×2、回替わりデュエットという構成。
本公演を見ていなくてもこれ単体で見られる。が、単体で見ると構成の意図(過去公演振り返り)が分かりづらいため可能ならば本公演を多少なりとも見た後に鑑賞するのをおすすめしたい。
コロナによる演出の都合上アンサンブル不在だったりほぼ着替えなしであったりと過去に例のない公演だったが、刀ミュの過去の歩みを見てから鑑賞すると感動もひとしお。さらに初期から出演しているキャストについては各人大幅な成長を実感できる。本公演をいくらか見た後にという注釈は付くがぜひともおすすめしたい。
……通称
厳島。幕末天狼傳の期間中に公演、出演男士はらぶフェス2016に同じ(
阿津賀志山異聞~幕末天狼傳)。
おおむね大人しめのらぶフェスのようなものと思って問題ない。
これ単体で見られる。この公演専用の特別衣装が美しく人気がある。
加州清光単騎出陣/髭切・膝丸双騎出陣~SOGA~
……通称単騎/双騎。
単騎は一人でやるらぶフェス。双騎はどちらかというと歌合。
これ単体で見られる。が、双騎に関しては一部が初見向きではないためつはもの等ほかの源氏兄弟出演作を見てからのほうがよいかもしれない。
実際の公演順
(複数公演が並行している場合があるため、並びは開演日順とする)
トライアル公演
2015年10月30日(金)〜11月8日(日)
阿津賀志山異聞(あつかしやまいぶん)
東京 2016年5月27日(金)~6月12日(日)
大阪 2016年6月17日(金)~6月19日(日)
京都 2016年6月23日(木)~6月26日(日)
幕末天狼傳
東京 2016年9月24日(土)~10月10日(月・祝)
福岡 2016年10月15日(土)~10月16日(日)
大阪 2016年10月21日(金)~10月30日(日)
東京凱旋 2016年11月17日(木)~11月27日(日)
上海 2017年1月13日(金)~1月15日(日)
in厳島神社
厳島神社 2016年11月12日(土)
真剣乱舞祭 2016
大阪 2016年12月13日(火)
東京 2016年12月20日(火)~21日(水)
三百年の子守唄
東京 2017年3月4日(土)~3月26日(日)
大阪 2017年4月1日(土)~4月9日(日)
東京凱旋 2017年4月14日(金)~4月23日(日)
珠海 2017年5月19日(金)~5月21日(日)
加州清光単騎出陣 2017
東京 2017年10月5日(木)~10月15日(日)
つはものどもがゆめのあと
東京 2017年11月4日(土)~2017年11月12日(日)
京都 2017年11月17日(金)~2017年11月19日(日)
東京凱旋 2018年1月6日(土)~2018年1月14日(日)
大阪 2018年1月26日(金)〜2018年1月30日(火)
真剣乱舞祭 2017
東京 2017年12月8日(金)~12月9日(土)
大阪 2017年12月12日(火)~12月13日(水)
埼玉 2017年12月19日(火)~12月20日(水)
広州 2017年12月23日(土)~12月24日(日)
結びの響、始まりの音
東京 2018年3月24日(土)~4月1日(日)
大阪 2018年4月8日(日)~4月15日(日)
東京凱旋 2018年4月20日(金)~5月6日(日)
阿津賀志山異聞2018 巴里
パリ 2018年7月15日(日) ジャポニスム2018公式企画
東京 2018年8月3日(金)~19日(日)
加州清光単騎出陣 2018
東京 2018年9月12日(水)~9月17日(月・祝)
宮城 2018年9月20日(木)~9月21日(金)
大阪 2018年10月6日(土)~10月8日(月・祝)
北海道 2018年10月13日(土)
真剣乱舞祭 2018
福井 2018年11月24日(土)
東京 2018年11月27日(火)~11月28日(水)
宮城 2018年12月5日(水)~12月6日(木)
大阪 2018年12月11日(火)~12月12日(水)
千葉 2018年12月15日(土)~12月16日(日)
三百年の子守唄2019
東京 2019年1月20日(日)~2月3日(日)
大阪 2019年2月8日(金)~11日(月・祝)
京都 2019年2月17日(日)~3月3日(日)
東京凱旋 2019年3月15日(金)~24日(日)
加州清光単騎出陣 ASIA TOUR
上海 2019年4月20日(土)~4月21日(日)
バンコク 2019年4月24日(水)
マカオ 2019年4月28日(日)
日本 2019年5月7日(火)
髭切膝丸 双騎出陣 2019 ~SOGA~
東京 2019年7月4日(木)~14日(日)
葵咲本紀
東京 2019年8月3日(土)~8月18日(日)
大阪 2019年8月30日(金)~9月8日(日)
兵庫 2019年9月14日(土)~9月28日(土)
福岡 2019年10月4日(金)~10月6日(日)
東京凱旋 2019年10月19日(土)~10月27日(日)
歌合 乱舞狂乱 2019
長野 2019年11月24日(日)
宮城 2019年11月28日(木)~29日(金)
北海道 2019年12月6日(金)~7日(土)
福岡 2019年12月12日(木)~13日(金)
広島 2019年12月21日(土)~22日(日)
埼玉 2020年1月4日(土)~5日(日)
愛知 2020年1月11日(土)~12日(日)
大阪 2020年1月15日(水)~16日(木)
東京 2020年1月22日(水)~23日(木)
静かの海のパライソ
東京 2020年3月21日(土)~3月26日(木)(新型コロナウイルスの影響による)
髭切膝丸 双騎出陣 2020 ~SOGA~
兵庫 2020年8月29日(土)~9月6日(日)
東京 2020年9月27日(日)~10月11日(日)
幕末天狼傳2020
東京 2020年9月20日(日)~9月22日(火)
東京凱旋 2020年11月13日(金)~11月23日(月・祝)(新型コロナウイルスの影響による)
壽 乱舞音曲祭
東京 2021年1月9日(土)〜23日(土)
東京心覚
東京 2021年3月7日(日)~3月14日(日))
宮城 2021年3月20日(土・祝)~3月25日(木)
熊本 2021年4月2日(金)~4月7日(水)
愛知 2021年4月14日(水)~4月24日(土)
大阪 2021年5月1日(土)~5月8日(土)
東京凱旋 2021年5月14日(金)~5月23日(日)
静かの海のパライソ2021
東京 2021年9月27日(月)~10月3日(日)
福岡 2021年10月15日(金)~10月16日(土)
大阪 2021年10月22日(金)~10月24日(日)
東京凱旋 2021年10月30日(土)~11月7日(日)
で、今から刀ミュ見ようと思うんだけどどれ見たらいいの?
まずおおざっぱな結論
1.
悩んだらとりあえずみほとせで良い。
初演でも
再演でも好きな方でOK。違いがよく分からなければとりあえず
初演。
2.ストーリーがなくても可、とりあえず全体的な雰囲気を見たい、ひたすら楽しい曲を聞いて盛り上がるのが好き等なら
真剣乱舞祭も良い。おすすめは
2017、
2018。
2017は序盤が簡単なキャ
ラクター紹介とそれにまつわる演目、という丁寧な構成のため、
刀剣乱舞のゲーム自体を知らない人にもおすすめ。
2018は日本の東西祭り対決という題材で親しみやすく、盛り上がるのでとっつきやすい。
3.2.5が初めてならいきなり初期作品(トライアル、あつかし初演、幕末初演)はあまりおすすめしない。クオリティ的な理由で。とくにトライアルはクオリティで引いてしまったという人が散見された。みほとせ以降ならクオリティが気になって見られない可能性はかなり低くなるし、慣れれば初期作品も普通に見られるようになる(というか自分はなった)。
本編チャート
とりあえずどれか1作だけ見てみたい?
はい→
他の2.5次元ミュージカル*6を見たことがある?
はい→
葵咲本紀、東京心覚以外で気になる男士がいるタイトルか気になる題材のタイトルを好きに見ればいいと思う。気になる男士がいるなら順番とか気にせずその男士のいる作品を見たほうが満足度が高い。
特に気になる男士も題材もなければ、おすすめ度的には
三百年の子守唄(安牌)>あつかし(どちらかというと再演。小狐丸が代役で他の作品とキャストが違うので、そこが気になるなら初演でも。2.5にある程度慣れているなら初演いっちゃってもいいと思う)>幕末(初演)
ただし少年漫画的な若い勢いがあるほうが好きなら幕末をおすすめする。
つはもの、むすはじでも良いがこの2つは一応前作とのつながりがあるので、どれでも良い人がとりあえず1作見るならばこの3つのどれかを勧める。葵咲は先に三百年を見ないとわけわからん部分が多いので除外。
いいえ→
三百年の子守唄
とりあえずどれか1作だけ見てみたい?
いいえ。腰を据えて何作か見てみても良い→
他の2.5次元ミュージカル*7を見たことがある?
はい→
葵咲本紀、東京心覚以外で好きな男士がいる、あるいは好きな題材の回から見ればOK。気になる男士がいるなら順番とか気にせずその男士のいる作品を見たほうが満足度が高い。
2.5にある程度なじみがあるならあつかしの初演・再演もどちらでも良い。
初演の後でつはものを見るとキャスト陣の成長がよく分かるのでそういった楽しみ方もあり。
休みの二日間でとりあえず二、三作品見てみようかな、という感じならあつかし→つはものor幕末(初演)→むすはじ、で余裕があればみほとせや真剣乱舞祭を突っ込むコースがおすすめ。
加州/源氏兄弟が好きな人の場合、本公演を見てキャストが気に入ったなら単騎/双騎に進むのも良。
いいえ→
とりあえず三百年。
その後あつかし初演の冒頭を少し見て、いけると思ったらそのまま見るor幕末のほうが気になるなら幕末(初演)を見る。
(クオリティ的に)うーんと思ったらあつかし再演/つはもの/むすはじの中で気になる作品に方向転換が無難。真剣乱舞祭2017,2018もあり。
もし
dアニメストアの見放題ではなく
Blu-ray/DVDを買って見るのでそうあれこれお試しできないという場合は最初から三百年&上記5つのどれかあたりにしたほうが良いと思う。
主な視聴方法
まずお試しでいくらか見てみる程度であれば
dアニメストアの初月無料を活用するのがよいと思う。登録してから1か月間は無料で見られるので雰囲気を掴む、気になる物をチェックする程度ならば十分だろう。ただし公演終了から配信までにしばらくかかるので新しいものを見たい場合は注意が必要。先に検索をかけて見たい公演が入っているかを必ずチェックしよう。
↑見られる作品の検索はこちらのページ中ほどからどうぞ
・初回31日間無料(31日経過後は自動継続となり、その月から月額料金全額がかかります。)
・契約日・解約日に関わらず、毎月1日〜末日までの1か月分の料金が発生します。別途通信料その他レンタル料金等サービスによっては別料金が発生します。
・見放題対象外コンテンツがあります
円盤
*8を買うまでもないという場合は
DMMで配信版を買うのもあり。1公演あたり1000円台後半から購入することができ、1年間は視聴できる。バックステージ映像などはないので基本本編(+短いおまけ)のみ。自分は公演後この配信を買って1年後まだ見たければ円盤も購入するというパターンが多い(そこまで熱が続いていれば相当見返すことになるのでおそらく元は取れている)。これも公演後配信までにはしばらくかかるがdアニメストアよりは早いことが多い気がする。また現行の公演の動画配信もこのDMM動画で予約&視聴するシステムになっている。
最後に来るのが円盤(
Blu-ray&DVD)である。配信版よりもさらに出るのは遅いが練習風景・舞台裏での役者さんたちの奮闘が見られるバックステージ映像、その他映像特典が付属している。とくに全景映像(舞台全体を引きで撮った映像)が見られるのはこの円盤特典だけなので「あのシーンのカメラ外で推しが何をしていたか見たい」という場合はこれで見る他ない。値段なりの内容はある。現時点(2021/9/29)での円盤一覧は↓に付記する。
円盤一覧
本公演(初演)
阿津賀志山異聞/幕末天狼傳/三百年の子守唄/つはものどもがゆめのあと/結びの響、始まりの音/葵咲本紀
本公演(再演)
阿津賀志山異聞2018巴里/三百年の子守唄2019/幕末天狼傳2020
年末タイトル
真剣乱舞祭2016/真剣乱舞祭2017/真剣乱舞祭2018/歌合乱舞狂乱2019
単騎/双騎
加州清光単騎出陣 2017/
加州清光単騎出陣 2018/
加州清光単騎出陣 ASIA TOUR/髭切膝丸 双騎出陣 2019 ~SOGA~/髭切膝丸 双騎出陣 2020 ~SOGA~
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更新履歴
20210927
静かの海のパライソに関する記述を追加
20210329
主な視聴方法を追加。
20210324
実際の公演順、円盤一覧を追加。
20210309
東京心覚に関する記述を追加。
20210305
壽 乱舞音曲祭に関する記述を追加。
20210105
幕末天狼傳2020、単騎、双騎に関する記述を追加
おわび(2020/04/26追記)
in
厳島神社の説明で『らぶフェス2016の期間中にやっていて出演男士も同じ』と記載していましたが、正しくは
幕末天狼傳の期間中でした。幕末天狼傳は2016/9/24~2017/1/15、らぶフェス2016は2016/12/13~21、
厳島が11/12です。誤記をお詫びしますとともに該当部分の記述を修正しました。
20220311
公演の説明で最新の公演名が江雪散花雪となっておりましたが、正しくは江水散花雪でした。誤記をお詫びしますとともに該当部分の記述を修正しました。ご指摘いただき大変ありがとうございました。